字を上手に書く練習をする!

何かにつけて自信がなく、自分には何も魅力がないと感じているなら、字を上手に書く練習をしましょう。字は自分の一部であり、同時に切り離されたものでもあります。「私ってきれいでしょ」とはなかなか言えませんが、「私、字を書くのは得意なんです」とは言えます。言葉通りきれいな字が書けるなら、自慢とは思われず、相手に反感を覚えさせることもありません。他人からは好感を持たれて、自分では自信を持てる、一石二鳥の特技です。

字は努力次第で上達します。ペン字の教材はたくさん市販されていますから、気楽にまずは一冊手に取ってみましょう。毛筆も上手であることに越したことはありませんが、披露する回数が限られてしまいます。さり気なく努力の成果を皆に見てもらうなら、やはりおすすめはペン字です。職場での文書はすべてパソコン入力だとしても、自分の住所氏名を手書きする機会くらいはあるでしょう。字の上手い下手は一目でわかります。名前を書くだけでも、「お、きれいだな」と思ってもらえます。

自分に自信がないうえに字が下手だと、自分で書いたものを見るたびに否定的な感情を高めてしまいます。通常、不満や不安を文字にして吐き出すことはストレス解消になります。嫌なことも良いことも、書き捨てたり日記に書いたりすれば気持ちの整理になります。しかし、自分の字を見て「下手だな……」と思っていては、ストレス解消効果も半減でしょう。反対に「私って字がうまいな。ほれぼれする」と思えれば、よりポジティブな気持ちになれます。

「字が下手だから書きたくない」とまで思っている人は、書かなければならない場面でよりストレスを感じてしまいます。特に結婚式や葬儀での記帳や熨斗袋の記入などは気が重いのではないでしょうか。そこできれいな字を書けたなら、スマートです。他人の手書きを目にする機会も減っている昨今、「実はこんなに上手だったんだね」と意外性も含めて、より魅力的に見られることでしょう。字の上手さは一生ものです。教材費もそれほどかかりませんから、気が向いたときに始められてはいかがでしょうか。

字の練習をするついでに、漢字や日本語の勉強をされるのもおすすめです。現代はパソコンや携帯電話で漢字変換や検索ができます。そのため、言葉を知らなくてもそれほど困ることはありません。ですが、知っているか知らないかで周りからの評価がぐっと変わることがあります。たとえば、打ち合わせ時にホワイトボードの書記を頼まれた、という場面で、皆が書けないような漢字をさらさらっと書けたらどうでしょうか? あるいは「この字、何て読むの?」と聞かれたときに、当たり前に答えられたらどうでしょうか? 「かっこいい」と思われること間違いなしです。

反対も想像してみましょう。与えられた仕事は完璧にこなせて優秀だと思われている人が、誰でも知っている漢字を読めなかったり、手書きが仮名釘流だったりしたら、どう感じますか? 国語の知識が豊富かどうかは、頭の良さや人柄に直結しません。漢字が苦手なだけで、計算は得意だったり、専門的な知識には人一倍長けているかもしれません。それでも、ちょっとだけ、かっこわるく見えてしまいますよね。それくらい字や国語の知識は人の印象を左右します。これを効果的に利用して、自分に自信を持てる要素にしましょう。