自分を幸せにするための【やること】【やめること】10ヶ条!

家族や他人に期待するのをやめる!

日常生活のなかでイライラすることは多いものです。あなたが女性なら、家事を手伝う気のない夫や何度言っても思い通りに行動してくれない子供に苛立ちを覚えるでしょう。親や知り合いに勝手な都合を押し付けられるのも迷惑ですし、当てにならない上司や常識のない部下に怒りを覚えるかもしれません。なぜ人が怒るのかと言えば、期待が裏切られて傷つくからです。体が痛むと思わず声が出てしまうように、心に受けた痛手を発散するために怒るのです。

幸せな人は笑っていて、不幸せな人は怒っている、もしくは泣いているイメージですよね。自分は不幸で、幸せになりたいと思うなら、怒るのをやめなければなりません。怒らないようにするには、期待しなければ良いのです。ゴミ捨てを頼んだ夫がゴミを持たずに家を出て行ってしまったら、自分で捨てましょう。夫を責めたり復讐を考える必要はありません。夫にゴミ捨てをしてほしいなら、また別の機会に頼むだけです。怒りはエネルギーを消費します。怒ってばかりでは心が疲れてしまいます。それよりも、諦めて自分で片付けてしまった方が楽です。

ある女性は、夫にずっと不満がありました。夫は客観的にも、幼稚で他人を顧みない、わがままなひどい人です。女性は自分が耐えていれば、いつかは夫が改心して穏やかに暮らせる日が来ると期待していました。そのまま長い年月が経ちましたが、夫は少しも変わる様子がありません。仕方なく離婚を切り出すと、夫はとても意外そうな顔をしました。夫は自分が妻に負担をかけているとも、妻が我慢に我慢を重ねて限界に達しているとも思っていなかったのです。つまり夫は、自分が変わらなければならない必要性を感じてもいませんでした。

このような夫婦関係はよくある例ではないでしょうか。共に生活するのにあまりに不適切な相手であれば、別れた方が良いでしょう。しかしあなたが不幸な原因は、「相手に期待しているから」かもしれませんよ。お互いが一つの目標に向かって力を合わせて努力しているのでもない限り、期待とは一方的なものです。勝手に、自分に都合の良い理想像を思い描いて、相手がそうなってくれるのを待っているのです。それでは実現することはないでしょう。

期待と似た感情に信頼があります。家族や仲間を「信頼すること」は良いことですよね。信頼とは、その人を信じて任せることです。任せるというのは、その人がどんな決断をしようと受け入れるということです。これと違って期待には、自分の願望が込められています。自分の予想通りになってくれることを望むのが期待です。「信頼できる相手」というのは、あまりいません。一方で「相手に期待する」ことはよくありますよね。期待は相手の誠実さや能力に関わらず、自分がしたいときにできるからです。

他人に期待するのはやめましょう。自分に対しても、根拠のない期待をするのは意味がありません。「運よく大金持ちに見初められて玉の輿に乗るかも」と考えて出会いを待っているより、自分で頑張って働いた方が、理想の生活を実現できます。まずは、イライラするのをやめる。そして怒りのエネルギーをもっと前向きなことに使ってください。そうすれば、今よりは不満と疲労の少ない毎日を過ごせるでしょう。

お金がなくても家族や友達にたよってはダメ!自分で借りて責任を持って返すこと!
(※フクホーで借りたい←すぐに借入ができちゃいます)