自分の嫌な部分を否定するのをやめる!

自分で自分が嫌いだ、自分のダメなところが許せない、という人は少なからず存在します。家庭内や職場など、何かトラブルが起きると、それが全部自分のせいのように感じてしまう人もいます。あなたもそのタイプではありませんか? だとしたら、あなたは繊細で心優しい、いい人です。ただ、それでは少し疲れてしまいますね。他の人があなたを責めなくても自分で責めたら、幸せな気分とは遠ざかってしまうでしょう。もっと自分とうまく付き合う必要がありそうです。

何かにつけて「自分はダメだ」と感じてしまう人は、向上心が強いのでしょう。理想の自分と現在の自分を比較して、ギャップにがっかりしてしまうわけです。自分に何が足りないのかを冷静に分析するのは良いことです。しかし、その結論が「自分はダメだ」では乱暴すぎると言わざるを得ません。「自分には良いところがたくさんあるけれど、この点はまだ足りていない」と、建設的に考えるようにしましょう。

世の中には人の粗さがしが趣味、という人もいます。自分が見つけた他人の欠点を、誰かに言いたくて仕方ない、という人です。一方で心優しい人は、他人の欠点をあげつらうことができません。自分も完璧ではないと自覚しているから、他人にも欠点があって当然だと考えます。そして人の悪口は決して言ってはいけないと思っています。それでもたまに、人の欠点が目について、それを非難したい自分に悩みます。結果、いい人ほどストレスを溜め込みます。

嫌な感情が溜まっていると感じたら、紙とペンを用意しましょう。紙は何でもかまいません。読み返さずに捨ててしまいますので、ノートやきれいな紙は避けます。小さなメモ帳でもいけません。思う存分書けるように、なるべく大きめの紙、できればA4サイズくらいの裏紙かコピー用紙が適当です。そこに思いつくまま、嫌な感情を吐き出しましょう。「汚い言葉を思ったり書いたりしてはいけない」と自分に規制するのはやめます。他人の悪いところを見て「嫌だ」と感じるのは当たり前のことです。それを自分に許さないから苦しくなるのです。

書くという行為はそれだけでストレス発散効果があります。嫌な部分を全部吐き出したら、ネガティブな感情もすっきりしているでしょう。書いた紙は取っておかずに捨てます。なので日記に書いてはいけません。自分や他人の嫌な部分をつづった日記なんて、怨念の塊のようなものです。日記やノートなど、取っておくものにはなるべく、良かったこと、嬉しかったことなど、ポジティブな言葉を集めるようにしてください。

ひとまず嫌な感情を吐き出した後は、冷静になれます。冷静になってもまだ苦しさを感じるなら、今度はその原因が何かを分析するために紙を使います。自分が今どういう状態か、そうなったきっかけは何か、どの点で苦しいと感じるのか、原因はどこにあるのか……を書き出しましょう。答えは書いているうちに見つかりますので、いちいち考え込んで書く必要はありません。「悩みの原因はわかった、でもどう対処すれば良いのかわからない」というときには、話をまとめた上でQ&Aサイトで相談してみるのも良いでしょう。たとえ解決はできなくても、自分の悩みについて皆が考えてくれることに、癒されるはずです。